権利擁護に関する相談・支援
高齢者や障がい者の権利擁護に関する相談を受け付け、弁護士・司法書士・社会福祉士など各専門職が専門性を活かして課題解決に向けた助言を行います。また、必要に応じて協働による継続的な支援も行います。
主な取り組み
・県内各地での「高齢者・障がい者なんでも無料相談会」の開催(巡回)
・地域包括支援センター・障害者相談支援事業所等からの個別支援会議・個別相談への対応
・成年後見人等候補者の推薦
市町村行政等との契約
市町村行政等と中核機関業務受託契約・アドバイザー契約を締結し、各市町村の支援機関とともに高齢者や障がい者の権利擁護支援に取り組んでいます。
2025年度の契約状況
| 契約の種類 | 契約先 |
| 中核機関業務受託契約 | 美馬市・三好市・上勝町・勝浦町・佐那河内村・石井町・神山町・那賀町・美波町・牟岐町・東みよし町(11か所) |
| 中核機関業務受託契約 | 徳島市・三好市社協・牟岐町社協・東みよし町社協(4か所) |
毎月または隔月でとくしま絆ネットのメンバーが市町村へ出向き、権利擁護支援についての検討を行っています。
法人後見事業
特定非営利活動法人とくしま絆ネットが法人として成年後見人等を受任し、弁護士・社会福祉士・事務局がチームを組んで連携・協働による後見活動を行います。高まる成年後見制度の利用ニーズに応えるとともに、本人らしい生活を地域で続けられるよう支援します。
実施体制
・A担当(財産管理):弁護士 ・B担当(身上保護):社会福祉士(月1回程度、本人と面談) ・事務局担当者
各受任案件について3名がチームとなり支援を進めます。法人に付与された後見報酬は、法人・A担当・B担当で均等に分配されます。
権利擁護の啓発・調査
地域住民や関係機関に対し、高齢者・障がい者の権利擁護および成年後見制度への理解促進を図るため、市町村・市町村社会福祉協議会と共催で権利擁護セミナーを開催しています。また、徳島県内の市町村における成年後見制度の利用状況を把握するため、毎年アンケート調査を実施しています。
主な取り組み
・市町村・市町村社会福祉協議会との共催による権利擁護セミナーの開催
・他機関主催の研修会等への専門職の派遣
・市町村行政における成年後見制度利用促進に関するアンケート調査の実施(平成24年度より毎年実施)
契約による効果
・緊急性の判断やアセスメント・支援方針の設定において、法的・福祉的観点から課題を明確化する効果
・担当者の迷いや躊躇に対して、支援方針の根拠を明確にした上での積極的な対応を促す効果
・地域の権利擁護支援に関する仕組みやネットワークを構築・強化する効果
・専門的人材の育成につながる効果
法人後見事業の特徴と意義
・法律行為と福祉的支援の連動 財産管理担当(弁護士)と身上保護担当(社会福祉士)がチームワークにより緊密に連携し、統合性をもった後見活動を実践します。
・困難事案への対応 社会福祉協議会法人後見では担うことが困難な事案についても、多職種連携により対応します。
・専門職の育成と実践の蓄積 実際の後見活動を通じて、各専門職がそれぞれの経験や視点を持ち寄り、地域における権利擁護支援の質の向上に貢献します。
